散々遊び倒したと思うとじっとうずくまり目を細める。 「飽きたかな？」 そう思って私が放っておこうとするとすぐに追いかけてきて鳴く。 また少し遊ぶと眠たそうなので離れる。追いかけてくる。 それの繰り返しで眠たそうなのになかなか眠らない。 日々を全…

丈夫で深めの紙袋が手に入った。 とりあえず口を横にして置いておいたらおネコさまが入る。 即座に上を向けおもちゃのボールと共に閉じ込めてみた。 それがこの写真である。 少々切なげに見えるが、この後しばらくボールと思いっきり戯れる。 そして飽きたと…

フードを食べたばかりだというのにいわしの煮つけの匂いに反応。 「メイはおさかなくわえたドラネコになる」 私は静かに確信した。 裸足でかけてく愉快な人間になります。おネコさま。

暑がりの父のために常備してあるウチワにおネコさまが興味を示した。 たぶん絵の有名な某おネズミさまとは関係ないと思われる。 「それにしても顔からだんだん仔猫っぽさが抜けてきている」「うん……」 可愛い盛りは早く過ぎ去ってしまうのだろうかと私と母は…

いつまでもフリースのブランケットで寝かせてもいられない。 そういうことで導入されたおネコさま用ベッド。 けれども小さな体には大きすぎるのかなかなか落ち着かない。 そこでお気に入りのヒツジと添い寝である。 こういうところは人間の子供と変わりませ…

動きのある愛らしさを捉えたい。 そう思ってカメラを握る私ではあるがなかなか上手くいかないのが実情である。 「メイ、こっち向いて！」 と呼んでみたところでポーズを決めてくれるわけではないのだ。 いきおい寝起きだったり寝てたりといった似たような写…

細い首にはやや大きな首輪をつけて元気に走り回っている。 体重は600gまで増加、やや順調すぎるきらいもある。 「メイをデブネコにはしたくない」「もちろん」 私と母の意見は一致している。カロリー計算が必須になるだろう。 動物など飼ったことがなかった…

フリースのブランケットにくるまって寝ていると思ったら寝相が悪い。 ソファーの端っこから首を伸ばした状態の一枚。 実際にこの写真を撮った直後に頭から落っこちて私は肝を冷やした。 なんとか着地していたのである意味すごかったことは確かだけれども。 …

本日、階段で二階まで登れるようになった。 走る速度もすばしっこくなり、首輪がないとすぐに見失う。 体重も550gまで増加。 だんだんカメラの前でも緊張しなくなってきている。 しかしこのポーズ。 ちょっとサービスが過ぎるのではないでしょうか。おネコさ…

色々なおもちゃを試しているものの、一番食いつきがいいのがこの人形。 細い腕に噛みつき、全身で捻り上げる。 幼いながらにハンターの目をしているようである。 このまま大きくなれば私たちの立場も危ういですか。おネコさま。

引っ越しのストレスで便秘になることはある。 そう飼い方の本にも書かれていた。 「メイ、四日目」「うん」 けれども母と私はいよいよ不安になっていた。 おネコさまはトイレ自体は問題なく使ってくれている。 だが大きい方が出ないのだ。 「おしりをお湯に…

体重520g、食欲旺盛、遊ぶ、そして寝る。 来て三日で馴染み過ぎで拍子抜けしています。おネコさま。

「小さい可愛いって看護師みんな集まってきちゃって」 ワクチンを打つ時期などを確認するために病院に行った母は喜んでいた。 飼い主はペットを褒められると浮かれるということらしい。 「オスかメスかは六週ぐらいまで確実には言えないらしくて」 獣医師に…

借りてきた猫ということわざもあり私たちは油断していた。 おネコさまはお転婆だったのである。 家に着くなりそこらじゅうを駆けまわり、ごくごくとミルクを飲む。 ちなみにお転婆と書いてしまったが雌雄に関してはまだ不明とのことで、 名前はまだ決めあぐ…

月曜に父から「猫が貰えるかどうか？」というメールあり。 母が「どう思う？」と私に問うたので「どうとは？」と質問で返す。 「貰う」「そう」 私の答えなど関係なく母の心は貰うと決まっていた。 ここ数年は猫を飼いたいがきっかけがないという状態だった…